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ドレスデン歌劇場室内管弦楽団 with 森麻季 [お歌]

ドレスデン歌劇場室内管弦楽団 with 森麻季

森 麻季(ソプラノ)
ヘルムート・ブラニー(指揮)
ドレスデン歌劇場室内管弦楽団
日時:2007年12月9日15時開演
場所:大田区民ホール アプリコ

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演目:
コッレリ:合奏協奏曲「クリスマス」
ヘンデル:歌劇「セルセ」より「オンブラ・マイ・フ」
モーツァルト:ファゴット協奏曲

(休憩)

J.S.バッハ:「ヨハネ受難曲」より「溶けて流れよ、私の心よ」
J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア
J.S.バッハ:主よ、人の望みの歓びを
モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」

アンコール
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」より「冬」Allegro non molto
J.S.バッハ:「クリスマスオラトリオ」より「主イエス・キリスト降誕」
ハイドン:交響曲第45番「告別」より第4楽章
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」より「行進曲」
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コンサートから3週間経ちましたが、
非常に心に残ったコンサートでしたので、
このブログで紹介してみようと思います。

合奏協奏曲「クリスマス」
とてつもなく速いテンポの演奏だったので、
弦楽器が指揮について行くのがとても大変そう…
結構スリリングな「クリスマス」でした。

オンブラ・マイ・フ
太郎の父がかつてソロで歌ったことがあるこの曲。
レシタティーボからあっさり目で、
メインの歌に入ってからも淡々と進みます。
「soave piuu」も思った程会場内に響かず、
「まだ、声にエンジンが掛かっていないのでは?」といった印象。
後半の歌唱が素晴らしかっただけに、ちょっと残念…

また、前半の森麻季さんの登場はこの一曲なのも残念…
物足りなさがちょっと残ります…

ファゴット協奏曲
CDなどの録音物を含めて始めて聴く曲でした。
太郎の父はモーツァルトのクラリネットやホルン協奏曲が大好きなので、
同じ管楽器の協奏曲とということで、曲への期待は高まります。

第1楽章の始めの頃はファゴット奏者の指が
細かいパッセージや大きな跳躍の部分でもたつき
伴奏とテンポがずれまくった演奏で心配してしまいましたが、
曲が進むにつれてもたつきは解消した模様。

途中からは若々しく、溌剌としたこの曲を堪能することが出来ました。

「溶けて流れよ、私の心よ」「アヴェ・マリア」
休憩後は森麻季さんのエンジンがかかってきたのか
前半とは全く別人で、ホールを包み込むように声が響き渡りました。
視覚が入ると音に没頭できず、音の響きを堪能するために
コンサートでは目を閉じることが多い太郎の父ですが、
見目美しい森麻季さんを目の前にすると、目を閉じて良いものかと
男の本能との葛藤があったのは太郎の母には内緒、内緒…

モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」
この文の最後に触れますが、コンサートチケット売り出し時には
この曲はエントリーされておらず、
当日にパンフレットをもらって始めてこの曲が演奏されることを知りました。

先月発売された新譜の冒頭を飾ったのは、この曲だったりします。
そして、このコンサートの中で、森麻季さんの魅力が満載だったがこの曲です。
一番有名な「アレルヤ」の清楚で透き通り、チャーミング歌唱と、
安定した高声のコロラトゥーラには心を引きつけられました。
すばらしい!

アンコール~「四季」より「冬」
前奏の冒頭で不協和音が聴こえたとき、
これまでのコンサートでの曲が古典、バロックなのに
「この期に及んで現代音楽!?」と耳を疑いました。

前奏の途中でようやく「冬」と判ったときには
背中がぞくぞくするほどの衝撃を受けました。
演奏は、テンポと強弱を思い切り揺らしたとても繊細で且つダイナミック、
そして、スリリングなアンサンブルを堪能できました。

そうそう、コンサート終了後に、
アンコール曲の会場での張り出しで、
作曲者が「ヴィルディー」となっていたのはご愛敬?(笑)


アンコール曲の貼りだし…

アンコール~「告別」より第4楽章
アンコール3曲目の「告別」は実演では始めて聴きました。
演奏が進むに従って、各楽器の演奏者が見せ場を作ってから
一人一人ステージから退場します。
この退場によって、だんだんと音が少なくなってきます。
しかし、録音されたものでは、
ただ単に演奏が尻すぼみになっていくことしか感じられません。

このコンサートではユーモアを交えながらの退場で、
非常に楽しめました。
会場内もくすくすと笑いがいっぱい。

全体的に
このコンサートでは選曲が考え抜かれており、抜群だと思いました。
森麻季さんはきっと自分の持つ音楽や声を十分に知り尽くした上で
コンサート活動やCDの録音をしているのでしょう。
いずれも森麻季さんの特性・魅力を余すことなく伝え乗せることが出来る曲ばかり。

売れてしまって、テレビなどに出てしまうと
急に音楽に魅力が亡くなる芸術家が多い中、
これまでと同じ歩みで歌の魅力を太郎の父に伝えて欲しいです。
そして、さらなる活躍を期待したいです。

おまけ…
当初の演目はチラシを見ると下記のようなもので、
会場でパンフレットを見たときはあまりにも変わってしまい
北京五輪の野球予選で韓国戦の先発を見た星野監督よりも
太郎の父はビックリ!


演奏会のちらし

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J.S.バッハ:「マタイ受難曲」より
「皆に良いことをして下さったのです」~「愛の御心から」
J.S.バッハ:「ヨハネ受難曲」より「溶けて流れよ、私の心よ」
ハイドン:「天地創造」より
「いまや野の新緑は」~「力強い翼で鷲は誇らしげに」
モーツァルト:大ミサ曲ハ短調より「我ら主を誉め」
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それでは、ご機嫌よう~


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